ももたろ日記

発達障害と診断された娘との日常を綴っていきます

ももたろ日記

診断後療育開始

2歳8か月の時広汎性発達障害と診断された娘のことを書いてます。

前回のつづき。

診断されて2週間後くらいにセンターの担当者から連絡がありました。

月1回の短時間クラスになります。正直「えーウソでしょ。月1回って。うちの子診断されてるんだよ。」と心の中で思ってしまったよ。今思うとタイミングが悪かった。

9月の診断だったのだが、後期のクラスが10月から始まるけど直前すぎてクラス編成に間に合わなかったみたい。

で少ないようであれば民間の療育機関(児童デイ)があるとのこと。いくつかあるから一覧表のコピーをもらい問い合わせてみることに。

一番近そうなところA園に電話。すぐに見学できるとのこと。

A園は隣駅のすぐ近くにあった。外見は人が住んでいそうな一軒家。見た目では福祉施設とはわからない。入ってみると本当にちょっと広めの普通の住宅。お風呂トイレキッチンとありリビングにはおもちゃがいっぱい置かれていた。

主任の方とお話。送迎してもらえる。最初から完全母子分離。午前中は主に外に散歩に行く。行先は公園が多い。雨の日は近くのスーパーにお買い物の手伝いで一緒に行くか市の施設で屋内のプレイルームで遊ぶことが多い。持ってきたお弁当を食べて午後は個別の課題、制作をする。まずは身辺自立をできるようにすることが第一の目標だそう。

どちらかというと預かり系の児童デイ。楽しく過ごすことに重きを置いてる感じ。

当時まだ2歳だった娘には母子分離に、身辺自立とぴったりな内容。どの曜日でも通えるため空きのある曜日ですぐに通うことが決定。

A園初日。契約の手続き等があるため行きは自転車で一緒に行く。手続きが終わって私が帰ろうとしたら、大泣き。部屋中に娘の鳴き声が響く。気にしながらも先生の大丈夫の声で部屋からでる。心配だけど最初のうちだけと思い家に帰る。この日は一日泣いていたみたい。この後1か月は泣くことが多かったけど、2か月後には朝別れるときだけで日中は楽しく過ごすことができていたみたい。そのうちA園が大好きになり笑って帰ってくるようになる。

この園は8か月通ってやめることになりました。理由は新年度になって市の療育センターにメインで週3で通うことになり。後で通うことになったB園を週2で通うことになったので行ける日がなくなってしまいました。それでやめることに。

先生たちもとってもいい人たちばかりで娘も楽しく通っていたのでとても心残りがあったけど、やめるころには身辺自立もかなりできるようになっていて、もうワンステップアップしていいころかなと決断しました。

A園に通いだした頃、週2ぐらい通ってもいいかもと思い、また別の児童デイを探してみる。A園よりは遠いけど送迎範囲に入っていたB園に見学申し込み。

このB園はA園と正反対で厳しめのガッツリ療育。一人一人の特性をしっかり把握している。一つでも困難なことを解消できるようにするべく先生たちの取り組みがすごく真剣。集団も個別も両方あり。運動系も勉強系もやる。

旦那にはなしたらえらく気にいってすぐにでも通わせろと。でも私は不安だったよ。なぜってレベルが高い。例えば歩行訓練のために近くの公園に手をつないで2列で歩くんだけど、誰一人列を乱さずちゃんと歩いてる。このころのうちの娘は多動がすごくて、あっちこっち好きなところに行ってしまう。みんなと列を作って歩くなんてできるのか?と思った。個別は椅子に座って先生と向き合って決まった課題、例えばシール貼りとかをやるんだけど椅子に座っていることできるの?立ってどっか行ってしまいそう。

でも暇を持て余してるのはもったいないと決心。週1で通う。やっぱり別れ際泣く。

この後5か月ほど朝のみ泣くのが続く。日中はたまに泣くくらい。肝心の療育は

歩行も個別もしっかりできているらしい。不思議。先生が優秀なのでしょう。

週2にで通うようになってからは、娘の成長がグーンと伸びた気がする。今では泣かずに楽しく通っている。B園のことは後でもっと詳しく書こうと思っています。

長くなってしまいましたが、次回は市の療育センターについて書きます。